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リッター計算

弊社に入社したての社員に、サイズが記載された直方体の体積が何リットルか?という質問をしてみると、すぐに答えられる人がほとんどいないのです。私もその一人でした。

実際にそのような問いは、小学校を卒業すると滅多に使わないので、当然ながら躊躇するのでしょう。

小学校の授業では、何立方センチメートルでしょう?とか、何立米でしょう?と質問(問題)に単位の記載があるために、簡単に答えることができるのですが、材料の業界において、一般的にはミリで記載され、リットル(リッター)で回答する質問には、躊躇してもおかしくはありません。

1リットルという単位は、液体や発泡体の業界ではよく使う単位なのですが、学校では体積は立方センチメートルと習っているので、変換に戸惑うのでしょう。

1立方センチメートル=1cc、

1000立方センチメートル=1000cc=1リットル

計算式は縦×横×高さ=体積です。すべての表記がミリになるだけで混乱してしまいます。

ミリで表記され、リッター(リットル)で体積を求める際、我々のよく使う簡単な公式は以下のようにしています。平面はすべてメートルに変更し、高さをミリで計算します。

縦(メートル)×横(メートル)×高さ(ミリ)=体積(リッター、リットル)

例) 縦:0.75m×横:0.35m×高さ70mm=18.375L

単位を始めからこの様に変換しておくと、分かりやすく表すことができるのです。この考え方は、縦1m×横1m×高さ1ミリが1リットルであることから考えるとわかりやすいのかもしれません。

サンペルカ、軟質ウレタンフォーム、発泡スチロールなどの価格は、ほとんどがリッターからの算出になっており、規格も1000mmを基準としたケースがほとんどなのです。ロットが多い製品の場合は、リッター単価がどの位か見てみるもの良いでしょう。ちなみに、大きさによっては歩留まりや、加工の費用、運賃などが嵩む場合があるので、一つの見方だと認識して頂いた方が良いかもしれません。

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