産業資材の豆知識
汎用プラスチック
5大汎用プラスチックと言うのがあります。
ポリスチレン、HDポリエチレン、LDポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニルの5種です。定義されたものではありませんので、諸説にはポリエチレンを一纏めにしてもう一種類加える説もあるようです。私個人の意見ですが、発泡プラスチックを扱っている環境においては、製品として用途が確立しているために、以上の5種類がわかりやすいといえます。ABS樹脂やポリエステルを加えられる方も見えますが、比べると用途的に少ないような気がします。
汎用プラスチックは融点が比較的に低いものが多いのが特徴です。融点が低いと生産効率が良いので、普及した要因の一つと考えられます。もちろん石油からの採取できる量も大きく関連すると思いますが、2次製品としての加工技術の発達していない高度成長期を考えると、発達した理由がうなずけると思います。
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