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サンペルカの耐寒性
意外と知られていないサンペルカの耐寒性ですが、原材料としてポリエチレンを使用しておりますので、発泡プラスチックの中でも非常に優れているのです。中には液体窒素の中に入れた実験で対応できた製品があります。基本的に発泡倍率が低い製品が割れにくい結果を生んでいるようです。(保証はできないので、ご了承ください)
耐熱性に関しては、ポリエチレン自体が高くないので、サンペルカは不向きです。
サンペルカを液体窒素に入れて試験した結果、2種類の製品が割れなかったようです。液体窒素はマイナス196度以下となり、人が生存できる環境ではないために想像がつきにくいと思います。普通の使用環境ではありません。飽く迄もご参考程度にして頂けたら良いと思います。実験での誤差やロットにもよりますので、あえて製品品番は記載しませんが強く踏みつけても、割れなかったようです。そして、強く踏みつけて割れた製品がラバペルカとサンペルカの低倍発泡製品で各1種類ずつありました。常温に戻した際に同じ物性が維持できたのかは不明ですが、この段階でも非常に耐寒性は高いといえるでしょう。無架橋品ではなく架橋品であるが故なのかもしれません。
それ以外の製品は、液体窒素の中に入れて手でボロボロになったそうです。
非常にレアな試験でしたので、ブログに掲載したいと思います。試験品はサンペルカの見本帳にあるカットサンプルで行いました。
この試験体がポリプロピレンやポリスチレンでしたら、試験にならないくらい簡単に割れてしまうのが予想できます。