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2023.10.24 良い製品が売れない悩みと地球環境
いくら性能が良くても、良い製品が売れない事があります。これは非常に営業泣かせでもあります。弊社取扱製品の中で、人工のエネルギーを使わず自然に効果が出せる製品があります(ここで製品名は伏せさせていただきます)。当たり前の感覚ですが、人間の科学の結晶で、素晴らしい製品なのです。
しかし、現状では機械を使って、電力を多く使ってその効果を得ています。個人的には、なぜその製品を使わないのだろうと思いますが、実際に購入はされにくいのが現状です。
なぜ購入されないかの理由を探りました。
- 先ず、現状の仕様に問題が無いために、変更する必要が無い。
- 新たに導入するには、試験を行い調整、検証、承認をする必要がある。
- もし仕様変更して、トラブルがあった場合の責任は、変更した者に課せられるという不安がある。
太陽光パネルも、30年以上前から開発されているのにナカナカ浸透していない状態です。そこにはユーザー様に現状以上の安心感、信頼がまだ欠ける部分があると思います。製造者はデータ、経験、実績などを懸命に揃えてアピールしています。しかし、イニシャルコストのアップ、管理、補修などの不安がぬぐい切れないのだろうと感じます。
私も、一般の方なら手が出せないのもよく理解できます。何かあった場合の費用は、生活に影響を与えかねないからです。この様なものには、官公庁や役所、公共施設などに多く試験的に利用してもらいたいと思います。そのような材料の導入にはイニシャルコストはかかりますが、継続的な費用の負担は国民にあるのですから、多く使用してもらい、製造者の生産コストを下げて、汎用的な製品、お手頃価格の製品へと対応でき、普及することで地球全体の省エネ効果を生み出せるのではと考えます。(現実はそううまくいかないと思いますが)
先日、ペットボトルのリサイクルにかかる石油の量は、約4倍近いというデータも出てきています。省エネ、リサイクル等、地球にとって何が正しいか、答えの出ない永遠の課題かもしれませんが、先ずは地球環境の事を一人一人が考えることが一番良いのかもしれません。