NEWS & TOPICS
2022.08.18 プラスチック産業の進化とリサイクル
目に見えないところで、プラスチックの進化は加速しています。お気づきでない方もいると思いますので記載しますが、三角のリサイクルマークが以前は7種類程度存在していたにもかかわらず、今では1:PET樹脂しか...
2022.07.27 発泡プラスチックの接着加工
発泡プラスチックを別の素材に接合させる際は、いくつかの方法があります。接着剤、両面テープ、直粘着加工(タック加工)、ホットメルト加工等が一般的です。 これらの方法にはいくつかのメリット、デメリッ...
2022.07.26 15倍発泡のサンペルカ
サンペルカのレギュラー品番、L-1400とL-1500。 この製品は、共に同じ発泡倍率です。L-1400は最も歴史のある番手です。同じ発泡倍率の製品があるのに、後発でL-1500を開発したのはい...
2022.07.20 リッター計算
弊社に入社したての社員に、サイズが記載された直方体の体積が何リットルか?という質問をしてみると、すぐに答えられる人がほとんどいないのです。私もその一人でした。 実際にそのような問いは、小学校を卒...
2022.06.16 歩留まりと材料費2
前回の歩留まりと材料費の続きになります。 材料を選定する上で、コスト計算は重要です。板状の材料で最も安いのは(発泡した)スチレンボードです。発泡スチロールはさらに安いのですが、板としては使用用途...
2022.05.27 断熱材として使える材料と熱抵抗値
発泡プラスチックは断熱性能がありそうに感じられると思いますが、実際にどの位の厚みで使用すれば良いのかが分からないと思います。今回は熱抵抗値と言う基準で解説してみます。 熱抵抗値とは、物体がどの位...
2022.05.17 歩留まりと材料費1
産業資材において、材料費は非常に重要です。使用した重量(材料)に対して、材料費(費用)が比例しているのであれば非常に計算がしやすいのですが、実際には比例していません。材料費は、材料の規格寸法、生産寸法...
2022.05.13 液体窒素に対応できる?(発泡)プラスチック
数年前の話になりますが、ある研究機関から「液体窒素の温度に対応できる発泡体はありますか?」と問い合わせがありました。 液体窒素は196度以下の状態です。普通に考えれば無いと答えるのが当然でしょう...
2022.04.13 製品単価とロット、今後の流通
作る量が多ければ材料は安くなり、作る量が少なければ製品は高くなります。 この仕組は、何故であろうという解説と、今迫りくる状況です。 形を成す材料というのは、原料を金型(口金)、設備に設置(...
2022.03.30 ゴムの配合薬品について
ゴムは樹脂以上に多くの添加物(薬品)が配合されています。どんな配合薬品があるかを記載しますが、これ以上にメーカーは独自のノウハウで、製品を作っています。 架橋材(加硫材):ポ...
2022.03.08 発泡シートと同等品
写真のようなクッキーや陶器の緩衝シートとして使用されるフワフワのシートをなんと呼ぶのでしょうか?ウレタンシート、発泡シート、発泡マット、ポリウレタンシート、スポンジシート、、、、 正式な呼び方は...
2022.02.14 樹脂とゴムは企業が育てた進化?
私が営業職時にゴムと樹脂のことについて学ぼうとした際に、図書館、大きな書店で探しました。しかしそこにあった書籍は、20年近くも前の基本的なことばかり書かれているものばかりでした。樹脂(プラスチック)、...
2022.02.04 石油化学製品を部品に使う素材、材料を考える
自動車部品で例えてみましょう。ゴムはゴム、樹脂は樹脂、金属は金属とそのカテゴリーを超えた使用はナカナカ難しいようです。進化には限界があるのでしょう。 しかし、それらのカテゴリの中で、ゴム、樹脂、...
2022.01.12 ポリスチレン製品の用途を考える
ポリスチレンは、プラスチック:樹脂原料の中で最も安価な材料と言えるでしょう。代表される製品の中で、発泡スチロールは大きな占有率を占めています。また食品包材、断熱材も挙げられます。プラモデルの原料もポリ...
2021.12.28 意外な学生の教材として
ミラボードは学校の教材としても使用して頂くことがたまにあります。私が幼少のころは、棒状の発泡スチレンの材料は色々な色がついた玩具や教材として使用されていたことが記憶にあります。 今回は、カメアト...